松中信彦の選手生活晩年を想起させる。しかし松中はチームとの摩擦が取りざたされたが、内川はそういう話はない。

西日本スポーツ

福岡ソフトバンクの内川聖一内野手(38)が今季限りで退団することが27日、決定的となった。プロ20年目の今季は2軍で3割4分の高打率を残しながらここまで1軍昇格なし。ポストシーズンも出場機会を得ることは難しく、来季の戦力構想からも外れていると自ら判断し、現役続行を模索してこの日までに球団へ退団の意向を申し入れたもようだ。

新型コロナウイルスでの出遅れが響いたようだが、今年のソフトバンクは「世代交代」を明確に打ち出していたため、出る幕がなかった。

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FA移籍の成功例の一人だろうが、2018年からは打率も落ち、平凡な成績になっていた。

しかし引退が近いという成績でもない。2018年には2000本安打を打ち「大打者」の1人になっているだけに、控え選手にするのも忍びない。
かといって、レギュラーの一塁手を任せることができる成績でもない。

ある意味で「持て余している」状態になったのだと思う。その点では松中と通じる部分もある。

しかし内川はフランチャイズプレイヤーではない。現役続行を考えれば移籍という選択肢も普通にある。
恐らくものすごい成績を上げるのは難しいだろうが、もう1,2年は働けそうな気もする。

チームを出て活路を見出すのは正解だとは思う。ただ力がなくなったと自覚したら、すっぱりと引退してほしいとも思う。

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