思った以上に差が開いたという印象だ。

両リーグのサイ・ヤング賞の投票結果を見ていこう。

アメリカン・リーグ

AL-CY


まあ、ア・リーグはかなり前から頭角が打たれていたようなものだ。ほとんどすべての指標で1位だったビーバーが満票で選出された。

前田健太が選出される可能性は、ほとんどなかったと考えられるが、それでも2位票を6割も得たのは素晴らしかった。

ドジャース時代は後塵を拝していた柳賢振よりも得票が多かったのは良かったと思う。

ナショナル・リーグ

NL-CY


サイ・ヤング賞の投票は1位が7ポイント、2位が4ポイント、3位が3ポイントだ。1位票を多く獲得しないことには受賞はおぼつかない。

もう少し票が割れると思ったが、1位票の9割がバウアーに集まってしまった。これではダルビッシュに勝ち目はない。
ダルビッシュ有は、8勝で最多勝だったが、5勝4敗のバウアーよりも評価が低かったのだ。

このあたり日本の常識では考えられないが、MLBの価値観は近年、大きく変化しているということなのだろう。


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