日本という国は現実を直視するのが苦手だ。特に組織になると、責任を取るのが嫌さにずるずると決定を遅らせる傾向がある。日本、日本人の最大の弱点だろう。


政府は、東京五輪の期間、海外からの外国人観客を受け入れる場合、一定条件を満たせば入国後2週間の待機を免除する方策を検討。海外からの外国人観客に2週間の待機を求めれば、大会の観戦が事実上、困難になるからだそうだ。

また、観客数に上限を設けるかどうかは来春に判断する方針とのこと。プロ野球など大規模イベントは、キャパの50%まで入場が認められている。第3波によってこの規制は来年2月まで延長されるようだが、五輪についてはまだ決められていない。

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事ここに至って、日本政府はまだ東京五輪を実現するためのすごい秘策でもあるのだろうか?“新型コロナ側”と掛け合って、休戦協定でも結ぶつもりなのだろうか。
アメリカもヨーロッパも、そして日本も、感染者数はこれから最大のピークを迎えようとしているのに、何を考えているのだろうか?

危機回避の提要は「事前に危機を予測して、早手回しに手を打つこと」だとされているが、新型コロナ禍に関して、日本政府は終始一貫して「どうしようもなくなるまで静観して、手遅れになってから対応する」方向を堅持している。経済活動がダメージを受けるからだ。本当はいち早く手を打つとともに経済界にも新たな対応を求めるべきだと思うが、そういう抜本的な対策は打たない、あるいは打てない。そして国民にだけ「もっと感染対策をせんかい」と尻を叩くのである。

東京五輪についても、本当はやるかやらないかを年内に決定して、競技団体や選手が動きやすくするのが本筋だと思うが、絶対にそうはしないだろう。ぎりぎりまで決定を遅らせて、すべての打つ手が手遅れになってから、しぶしぶ中止を決めるのだろう。
結局、中止の英断を下す肝の据わったトップがいないために、ぼんやりとした「退却」をするのだろう。

それでも日本人は怒ることはない。政治家と同様、多くの日本人も優柔不断で、怖いことはしたくないからだ。「その気持ちわかる」という感じで矛を収める。
これで戦争でも起こったら、日本の国はひとたまりもないだろう。


夢の打点王レース/中田翔・浅村栄斗vs11人の打点稼ぎ人

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