昨年の柳田悠岐同様、苦渋の決断ではあっただろうが、諸条件を考えると仕方がないとも思う。
スポニチ
ヤクルトの山田哲人内野手(28)が、今季中に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することが18日、分かった。19日に発表される。日本球界最長タイの7年35億円プラス出来高の超大型契約を提示され、この日、合意した。

山田が残留を決意した理由

1.NPB、MLBともに今後の状況が読めないこと
NPB、MLBともに各球団の経営が危機的状況を迎える可能性がある。また来期以降がどんなシーズンになるかもわからない。そんな中で額面上有利な条件であっても経験値が低い環境に飛び込んでいくことに躊躇を感じたのだろう。

2.自身のコンディションが万全ではないこと

キャリアSTATS

T-Yamada


ここ2年、成績は明らかに下降線を描いている。今季は「勤続疲労」という名目で戦線を離脱したが、主軸打者とは言えない成績になっている。
どんな故障を持っているのか、よくわからないが、万全な体調に戻すには少し時間がかかりそうな気もする。
それもあって、住み慣れたヤクルトで挽回を期すという気になったのではないか。

少し前までMLB挑戦の話も出ていたが、筒香や秋山の苦戦を見てもそれは現実的な選択ではなかっただろう。

残念ではあるが、正解かもしれないとも思う。
ヤクルトで35歳のシーズンまで過ごすことになるが、この間に2000本は楽々クリアしてほしい。

またタイトルもいくつか獲得して、殿堂入りを目指してほしいと思う。

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