日刊スポーツ
重苦しいムードの中、試合後、原監督は一塁側通路に現れた。「なかなか。何と言うか、やはり流れがね。こっちに来ないというかね。最初に渡してしまったというね、ところですね」
違うんじゃないかと思う。巨人は真正面からんぶつかっていっても、1勝できるかどうかなのではないか。
昨日の試合
ソフトバンクは立ち上がり、周東こそ三振したが2番川島が歩くと、3番以下が易々と連打して3点を取った。今村はソフトバンク打線にとってはその程度の投手だということだ。
これに対し、巨人はソフトバンク先発石川に手も足も出なかった。2巡目に吉川が安打を打つが、6回に石川をとらえたのは、半年前までパ・リーグにいたウィーラーだったのが象徴的だ。
巨人は今日も戸郷を2番手で投げさせたが、今季チーム2番目の勝ち星を挙げた投手を低次元の中継ぎに使う意図がわからない。
勝ちパターンでの2番手には大いに意味があるが、2回までに4点を取られた試合で第2エースを出させるのはどんなアイディアからか?
「戸郷は経験が浅いから」かもしれないが、ソフトバンクは日本シリーズの経験が浅い周東や栗原を起用している。ベテラン重用は短期決戦では有効とは言えない。
ソフトバンクは6回の追加点のピンチに、嘉弥真 、高橋礼と自慢のセットアッパー人を投入したが、あとはベテランと経験の浅い若手を投げさせた。杉山、椎野は攻め口がたくさんある未完成の投手だが、巨人は全く歯が立たず。球の速さや体の大きさに「すげえ」と見とれているうちにイニングを稼がれたにように見えた。
短期決戦は「打ち込まれた投手は使えない」という傾向が強い。巨人は鍵谷、大江、大竹が失点し、使いづらくなった。
戦い方のスタイルとか、セオリー以前に、失敗してもいいから「やる気のある選手」を思い切って起用する以外に巨人の勝機はないだろう。
「流れ」がどうたらというのは、互角の対戦のときに言うセリフである。セ・リーグとパ・リーグの実力差は今さら言っても仕方がないのだから、巨人はケツをまくるしかないだろう。
2020年のセ・リーグ投手陣 リリーフ詳細版
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!
昨日の試合
ソフトバンクは立ち上がり、周東こそ三振したが2番川島が歩くと、3番以下が易々と連打して3点を取った。今村はソフトバンク打線にとってはその程度の投手だということだ。
これに対し、巨人はソフトバンク先発石川に手も足も出なかった。2巡目に吉川が安打を打つが、6回に石川をとらえたのは、半年前までパ・リーグにいたウィーラーだったのが象徴的だ。
巨人は今日も戸郷を2番手で投げさせたが、今季チーム2番目の勝ち星を挙げた投手を低次元の中継ぎに使う意図がわからない。
勝ちパターンでの2番手には大いに意味があるが、2回までに4点を取られた試合で第2エースを出させるのはどんなアイディアからか?
「戸郷は経験が浅いから」かもしれないが、ソフトバンクは日本シリーズの経験が浅い周東や栗原を起用している。ベテラン重用は短期決戦では有効とは言えない。
ソフトバンクは6回の追加点のピンチに、嘉弥真 、高橋礼と自慢のセットアッパー人を投入したが、あとはベテランと経験の浅い若手を投げさせた。杉山、椎野は攻め口がたくさんある未完成の投手だが、巨人は全く歯が立たず。球の速さや体の大きさに「すげえ」と見とれているうちにイニングを稼がれたにように見えた。
短期決戦は「打ち込まれた投手は使えない」という傾向が強い。巨人は鍵谷、大江、大竹が失点し、使いづらくなった。
戦い方のスタイルとか、セオリー以前に、失敗してもいいから「やる気のある選手」を思い切って起用する以外に巨人の勝機はないだろう。
「流れ」がどうたらというのは、互角の対戦のときに言うセリフである。セ・リーグとパ・リーグの実力差は今さら言っても仕方がないのだから、巨人はケツをまくるしかないだろう。
2020年のセ・リーグ投手陣 リリーフ詳細版
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!