当代のプロ野球では典型的な「ブーマー」だと思う。

スポニチ
「今日の午前中に、FAの書類を球団の方に提出いたしました。まず宣言しても残留というのは球団が認めて下さっているので、その中で他球団の評価も聞きたいなということで宣言をしました」

身体能力は高いが、気分にむらっけがあり、良い時は圧倒的な打棒を示すが、打てないときはからっきしという印象だった。

キャリアSTATS

Kajitani


開星高校から2006年高校3巡目で横浜に。いわゆるハンカチ世代だ。
当初は内野手だったが、失策が多く、2014年に外野に転向。いきなりレギュラーとなり、リードオフマンとして売り出した。
ここから3年間はレギュラー。長打もあり足も速かったが、三振が多く四球が少なく、荒っぽい印象だった。

2018、19年は右肩の故障もあり、出場試合数が減少。

今季は3年ぶりに規定打席に到達し、打率2位になったが、8月末までは.270台だった。それが9月以降に.370と急に打ち出して同僚の佐野恵太に肉薄する打率になったのだ。

故障が多いうえにむらっけがある打者である。環境が変わる中で、どこまでやれるかは未知数だろう。巨額の契約金、年俸がプレッシャーになる可能性もある。
扱い方を心得た球団にいるほうがいいのではないかとも思う。

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