引退後5年を経過した選手から新たに11人が追加された。これまでの19人を加えて規定いっぱいの30人から選考される。

30人の候補と、ここ10年のプレーヤー表彰の投票動向

HOF-Player2021


75%以上が当選。昨年は75%以上得票した選手がいなかった。

これまでの傾向から考えると、今季、高津臣吾の殿堂入りの可能性が高まっている。
プレイヤー表彰は選手現役時代の実績で選ばれるが、監督になった選手は、監督時代の実績との合わせ技となる。
エキスパート表彰に回ることが多いが、原辰徳や星野仙一がその例だ。
高津は今季からヤクルトの監督になったが、最下位だった。逆にマイナス要因に働く可能性があるだろう。

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ラミレスは外国人初の2000本安打に加え、今年まで5年DeNAの監督を務める。日本シリーズにも進出するなどそれなりの功績だった。功績に一区切りがついたことで、高津とともに、あるいはラミレスだけ選出される可能性はある。

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3位の川相は成績的には全く足りないが「犠打数世界一」が評価されている。これ、かなりインチキな数字なので、私は評価しない。

宮本慎也も選手成績だけなら難しい。ただ記者の受けがいいので伸びる可能性はあるだろう。

新規候補の中では、平成唯一の三冠王、松中信彦は当確。セ・パでMVPの小笠原道大、史上最多出場の谷繁元信、50歳まで現役、200勝投手の山本昌も当然、殿堂入りすると考えている。


2020年のセ・リーグ投手陣 リリーフ詳細版

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