これ、どういうことなのかご存じの人はいるのだろうか?

報知
〇…指導者としての実績も加味するエキスパート表彰では、昨年の候補者だったR・バース氏らに加え、過去に候補者入りしていた5人が復帰した。通算2000安打を達成し、監督を歴任した有藤通世氏、大島康徳氏、藤田平氏と、同2062安打で打率3割2厘の谷沢健一氏、外国人初の3冠王となった元阪急のブーマー氏が加わり、候補者は14年以来の上限20人となった。

エキスパート表彰は
(1)現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6か月以上経過した人
(2)現役引退後21年以上経過したプロ野球選手。
殿堂入り野球人(約40人)、競技者表彰委員会の幹事と野球報道年数30年以上の経験を持つ委員(約90人)が投票。75%以上の得票で殿堂入り。

2010年からのエキスパート表彰の投票状況

HOF-EXPERT


田淵幸一が昨年に殿堂入りして、バース以下の選手が候補として残った。
田淵幸一が2019年から23票伸ばして殿堂入りしたことを考えるとバースが殿堂入りする可能性はあるだろう。
有権者の蛭間豊章さんは、「10年以上のキャリア」という独自の判断基準があるので、投票しないと言っておられるが。

掛布雅之は2019年に候補になって3年目だが急速に得票を伸ばしている。2000本安打を打っていない田淵幸一が殿堂入りしたことから考えて、これも有望だろう。

私が「?」だと思っているのは、一度落選した候補5人が今年、再度候補入りしたことだ。

有藤、大島、藤田、谷沢は2000本安打をクリアしている。ブーマーはバース同様三冠王を獲得している。
もう一度候補にして殿堂入りさせようということかもしれないが、一度候補から外れた人を再度候補にする基準はどこにあるのか?
これまでも何度かそういうことがあったが、恣意的にそうしているのか?

古い人を復活させるのもいいが、新たな候補を加えないのか?2000本安打でいえば松原誠や山崎裕之、駒田徳広なんかも漏れているが。

エキスパート表彰は2008年に創設されたが、2014年に表彰委員総数が大幅に増やされた。
表彰の基準もぐらぐら揺れているように思うが、どうなっているのだろう。


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