ポストシーズンが始まったが、選手を獲得しているのはほとんどがセ・リーグの球団だ。

巨人
 井納翔一(DeNA)FA
 梶谷隆幸(DeNA)FA
中日
 福留孝介(阪神)自由契約
 山下斐紹(楽天)育成・戦力外
阪神
 鈴木翔太(中日)戦力外
 加治屋蓮(ソフトバンク)戦力外
 チェン・ウェイン(ロッテ)自由契約
DeNA
 風張蓮(ヤクルト)戦力外
ヤクルト
 内川聖一(ソフトバンク)自由契約
 近藤弘樹(楽天)育成・戦力外
 小澤怜史(ソフトバンク)戦力外
 宮台康平(日本ハム)戦力外
オリックス
 能見篤史(阪神)自由契約

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日本人選手の獲得はほとんどがセ・リーグのチームだ。シーズンが終わったばかりだが、セ・リーグはなぜか新しい選手を囲い込もうとしている。パ・リーグからの移籍も多い。

端的に言って、FA選手を除けば戦力になるかどうかは疑わしい選手が多い。今、焦って抱える必要があるのかどうか。
FAで2人とった巨人にしても、この2人が本当に必要なのか疑わしい気がする。

今季、セ・リーグはパ・リーグより弱いことが決定的になってしまった。
そのことが、セ球団の焦りにつながったのかもしれない。
「育成」に対する自信の無さが、こうした動きにつながっているのかもしれない。

パ・リーグの場合、現有戦力を冷静に見極めて、慎重に補強する。独立採算ではない球団でもが、合理的な金の使い方をするのだ。
育成が基本で、トレードはそれを補うもの、という認識があるのだと思う。

新型コロナ禍で、財政的に厳しい中であたふたと選手獲得に走るセ球団をパ球団は笑っているのではないか。


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