共同
西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が13日、松坂大輔投手(40)と来季の契約で合意したことを明らかにした。米国に滞在している松坂とオンラインで話し合ったといい、正式契約については「今月中には」と説明した。
7月5日に首の痛みと右手のしびれ対策のために脊椎内視鏡頸椎手術を受けたとのことだ。

もうかなりうんざりしているが、キャリアSTATS

Dice-K


2015年にNPBに復帰してから6シーズンで、1軍で投げたのは14試合だけ。63.2回、6勝5敗、ERAは4.95、しかも今年40歳で1試合も投げていない。

中日ドラゴンズは山本昌や山崎武司などの超ベテランには「自分で引退時期を決める」特権を与えたといわれる。山井大介もそうだったといわれるが、松坂も同様なのか?

この現役続行に、前向きな要素があるだろうか?

彼が投げるとすれば、球団が用意した「引退セレモニー」のマウンドだけではないのか?
そのために1シーズンを費やすつもりなのか?
野球選手をやめたくない。次のステップに進みたくないという松坂大輔の想いを西武はくみ取らざるを得ないのだろう。

しかも松坂は、日本には住んでいない。生活の拠点はアメリカにある。しかし野球選手としての「未練」は日本に残している。このまとまりのつかない感情が、松坂大輔を往生際の悪い「過去の名選手」にしつつある。

藤川球児も引退した。久保裕也もやめた。残る和田毅は、早々に降板したとはいえ、日本シリーズの先発のマウンドを任された。今の松坂が和田のように活躍できる日が来るとは、本人も思っていないだろう。

ただひたすら悩ましいとしか言えない。日本でもアメリカでもいいから地に足をつけるべきだろう。


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