やっぱりあった!新庄剛志氏にBCリーグ新潟アルビレックスが獲得オファー

BCリーグでオファーするとすれば栃木ゴールデンブレーブスではないかと思ったが、新潟だった。
栃木は観客動員が1000人を超えて断トツの1位だが、新潟は700人台でそれに次いでいる。ファンクラブ組織や地元貢献の体制がしっかりしていて、2019年までは連年黒字決算だった。
独立リーグにもいろんな球団があるが、新潟はトップクラスの経営をしている。

新潟の池田社長は常々「NPBへの参戦」を口にしていたが、その根拠となるようなしっかりした経営をしてきたのだ。新庄が少々の年俸を口にしても応じる可能性はあるだろう。

関係者は
「新庄選手に近い人物を通じてオファーを出しています。独立リーグで野球をやってみる気はないか。うちで野球の素晴らしさを伝え、NPB復帰のチャンスを待てばどうかと、オファーしました。SNSなどを見ると、すでにプロ野球選手になるという目標から次の目標に切り替えているようにも思えますが、まだ断りの返事は返ってきていません」

とのことだ。新庄はトライアウトを経験し、今季まで現役だった選手たちと接して意識に変化があったのではないか?
これまでは食い詰めて、話題作りに「現役復帰」を口にしていたが、トライアウトでは真摯にプレーをしていた。安打を打ってベンチに戻るときにガッツポーズをしたことを反省していたが、そういう謙虚さからは彼の心境の変化が見て取れる。

プロのスター選手が独立リーグに移籍すれば、ショックを受ける。環境や待遇の落差が大きいからだ。プロでは野球と自分の練習しかしてこなかった選手も、独立リーグでは用具を運んだり、グラウンドの整備をしなければならない。試合前の食事はビュッフェではなくほか弁だ。移動はバスだ。

そうした環境になじめず逃げ出す選手もいるが、独立リーグの理念に感じって深くかかわる選手もいる。
新庄剛志は「軽佻浮薄」にしか見えないが、日本で地に足をつけて生きていこうと思うなら、独立リーグも立派な選択肢だと思う。

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