今の政府がどこを向いて仕事をしているのかが、だんだん明らかになってきている。要するに庶民が困窮したり死んだりすることより、日本経済がダメージを蒙ることを心配しているのだ。

大阪府と東京都、連続する1週間の陽性率の推移

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東京の陽性率は15%を超えてさらに伸びつつある。もはや感染爆発といってよい。12月30日に陽性率が14%を超えてからずっとそのレベルだ。全く歯止めがかかっていない。

大阪は1月1日に11.37%、そこから4日間二けたの陽性率だった。これはクリスマス前後の人出と関係があると思われるが、1月5日に5.68%になり、そこから一桁をキープしている。
何とか爆発を食い止めている状態なのだ。

大阪府と東京都、連続する1週間の陽性者数の推移

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陽性者数、東京は天井知らずで伸び続けている。端的に言えば、もう破綻していると言ってよいだろう。このまま伸び続ければ、死者数も増加し、東京は機能不全に陥る。

大阪も増えているが、これはPCR検査数が増えたこととも関連がある。

大阪府と東京都、連続する1週間のPCR検査数の推移

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はっきりしているのは、東京の検査数が増えていないということ。正月3が日は2000~3000件、その後8000件まで増えたが、陽性者数が激増しているのにそれ以上には増えていない。
検査体制が限界になっているのか。

大阪は最近では9000件を超している。陽性者数は600人台が続いているが、8000件で1500人以上(PCR検査のみ)の東京に比べれば、陽性率ははるかに低い。

東京は今、絶望的だと思う。緊急事態宣言を出しても緩い規制のままでは高止まりしたままになるだろう。
大阪は状況的にははるかにましで、緊急事態を宣言するなら今の内だと思うが、菅義偉は「もっとひどくなってから」ということらしい。陽性者、重症者、死者ともにまだまだ物足りないということだろうか?もっと死んでからということだろうか?

GoToなど政府の愚策によって日本は東アジアでは一人負けになりつつある。今の政府は最悪だ。


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