【速報】「浦和学院」野球部で33人感染 甲子園強豪校で集団感染
毎日新聞
さいたま市は、浦和学院高校(緑区)野球部の男子部員30人と教員3人の感染が判明したと発表した。部員は1、2年で、寮で共同生活をしており、1月28日に1人が発熱。陽性が確認され、部員ら計87人について検査を進めていた。市はクラスター(感染者集団)とみて調査を進める。

日本政府は「感染対策」と「経済活動」を両立させようとして見事にこけた。新型コロナウイルスはガースーにも日本政府にも忖度せず、好き放題感染する。政府の意図など知ったことではないのだ。

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政府がこんなだから、学校も「感染対策」と「部活」の両立を目指したりする。確かに昨年はろくに部活ができず子供もつらかっただろうが、新型コロナ禍は、終息の兆しがない。人間の方が「コロナ慣れ」しただけで、コロナは全く衰えていない。
だから去年自粛していたことを再開すれば、クラスターが発生するのは当たり前のことだ。去年よりも市中感染は進んでいるのだ。特に寮生活はコロナ感染の巣のようなものだ。子供は馬鹿で羽目を外すのが仕事みたいなものだから、おとなしく自粛生活をし続けることなどできない。そこら中で感染が広がるのは、当たり前である。

教員の中にも新型コロナへの理解が浅い人がいるのではないか。「若者は大丈夫」という思い込みがあるかもしれないが、罹っても軽症で済むだけで、むしろ日々の感染判明者で一番多いのは若者なのだ。そして若者が周囲にウイルスを振りまく。

「練習していない。取り戻さないと」と思うのかもしれないが、部活は「子供たちに安全な環境を提供する」という前提あればこそだ。その前提がない限り、次に進むことはできないのだ。

今、プロ野球の春季キャンプを回っているが、プロのキャンプは、昨年までと一変している。ものものしいまでの厳戒態勢だ。
部活をする教員たちは、子供たちの健康について責任を負っていることをもっと自覚すべきだ。そのためにもプロ野球の感染症対策を学ぶべきではないか。私の手元には各球団のメディア向けの感染症マニュアルが届いているが、NPB各球団は、馬鹿な学校を啓もうするために、選手や指導者向けも含めた感染症対策について公開すべきではないか。



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