いよいよ西本阪急花開いた時代である。
1970年、各ポジション別のRC1位。DHも加える。先発は最多勝、救援は最多セーブ。

1970 Hk

1970 HkP


捕手は中澤ではなく、その前の種茂。東映の正捕手だが阪急に移籍し、3年で引退したがその移籍1年目。

一塁は加藤英、打点王と首位打者を獲得。キャリア後半だが、高打率をマークした。

二塁はマルカーノ。日本人に愛された外国人選手。

三塁は中日から森本潔とのトレードでやってきた島谷。これは阪急が特をした。

遊撃手、東映から大橋穣がやってきたが、打撃では阪本。この選手は西本監督に愛された選手で、近鉄でもプレーしている。

左翼は俊足の蓑田。男前でさっそうとしていた。巨人に行ってから振るわなかったが、記憶に残る選手だった。

中堅は言わずと知れた福本。史上最高のリードオフマンであり屈指の中堅酒だった。

右翼は長池。1975年を最後に急速に衰えたがそれまではリーグ最強打者だった。

DHは高井。代打本塁打記録で売り出した。DHは高井のために設けられたという説もあるが、いざDHになると中距離打者だった。

先発は山田久志。この年の活躍は強烈に印象に残っている。
そして救援は、先発から転向した山口高志。生で見たのは私の自慢である。

こうしてみると1968年ドラフト組を中心に素晴らしいメンバーだ。



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