昨年1試合も見ることができなかったから、今年はオープン戦を見まくっている。
古い話で恐縮だが、昭和の時代なら特急や新幹線を使わなくても関西に球団が4つもあったから、毎日のように試合を見ることができたものだ。最近はずいぶんな持ち出しである。
オープン戦はシーズンが始まると見られなくなる若手や控えを数多くチェックできるし、投手がたくさん出てくるので、そのシーズンのイメージがつかめるのだ。

ナゴヤドームは今年からバンテリンドームナゴヤ、何とも言えんネーミングだ。「スポーツマン湿布」とか売り出してはどうか。
沿道は、まだ、今シーズンの飾りつけはなく、質素なたたずまいである。

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中日の先発は大野雄大、一昨日開幕投手を福谷に譲ったと報じられた。ドキッとしたが、ここ2年の酷使を考慮してのスロースタートだそうな。中日首脳は考えているということか。

楽天は、前日の田中将大に続いて、昨年ドラ一の早川。左腕ではトップクラスの評価だ。

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しかし大野と比べられるのは気の毒だった。大野は、浅村もいる楽天打線を悠々と料理した。ここぞというときに、見事なボールが行く。2回まで20球台。3回に安打を打たれて最後は48球まで行ったが、堂々たる投球。球速も147㎞/hが出ていた。スタミナの問題はありそうだが、今のところ、パフォーマンスの低下はない。

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早川は力投派。フォームを写真で見ると、肩よりも下に顔が来ている。なんか諸星大二郎の漫画に出てくる「再生しそこなった人造人間」みたいである。球は力があるが、高めに浮いたり、真ん中に入ったりして中日打線につかまっていた。この顔の位置がいろいろ違う。これ、球種と関係あるようだ。

中日の9番に根尾が入っている。この選手はちっともごつくならない。2回に早川から先制の右前打。

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楽天では新加入の横尾が一塁を守って7番。4回にいい当たりの二塁打。

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楽天は3番手に松井裕樹。救援投手に戻っているが、フォームはややおとなしい。昔の伸びあがるような勢いはない。

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4番手に牧田。流れるようなフォーム。いい当たりの安打を打たれたが無難に抑えた。

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中日の6番手に又吉。最近不振をかこっていたが、福、祖父江の戦列に復帰したいところだ。彼も三者凡退で降板

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楽天の最後に上がった菅原は2016年のドラフト4位だが、150㎞/hが出ていた。足を跳ね上げる小気味よい投球が目立った。

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この日のナゴヤドーム、もとい、バンテリンドームナゴヤは4975人。5000人上限で入れているようで、前売り券は売り切れていた。

7回の歌は、「ナゴヤドームに詰めかけた」のままでした。まだ吹き込んでいないようだ。

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2018~20年山﨑福也、全登板成績

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