大して意味のない「Aクラス」確保のために、大野雄大が大車輪の活躍をした昨年だったが今年はどうか。
投手陣の2020年と2021年の比較 2021年の数字は昨年実績を143試合に換算している。

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大野は開幕投手を回避。2つ目のカードである3月30日の本拠地での巨人戦に投入する予定とされる。
そういう戦略なのか、大野自身が出遅れているのかはよくわからないが、3月7日の楽天戦を見る限りは、問題なさそうではあった。

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ただ6完封するような活躍が、今年も可能とは考えにくい。
2番手以下の先発投手が重要だが、開幕投手の福谷は球威も制球も今一つで懸念が残る。
柳、松葉、勝野も二線級の印象がある。
やはり大野を軸に考えざるを得ないが、どこまで戻っているかが重要だ。地元出身のドラ一高橋宏は速球派だが、高校生だから戦力とみなすのは難しいだろう。

救援陣、昨年の活躍の影響か、福の調子がさえない。祖父江はまずまずだが、クローザーのライデル・マルティネスは来日して自宅待機を空けたばかり。どこから使えるかはこれからだ。

今年は又吉と谷元が少し働きそうではあるが。

昨年同様、3位狙いではあろうが、それも大野雄大次第だろう。


2018~20年山﨑福也、全登板成績

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