私はこのチームは、経営に情熱を失っているのではないかと思えてならない。

積極的な補強もしなければ、選手も育成していないのだ。人が抜けても後から人材が湧いて出たのはもはや昔ばなしだろう。

2020年と2021年の比較　2021年の数字は昨年実績を143試合に換算している。

Nippon Ham H


捕手は宇佐見と清水だろうが、どちらも1割台。打てないしでフェンス面でも中途半端だ。下手をすると鶴岡慎也にまだ出番があるかもしれない。

一塁の中田翔は言うことなしではあるが、清宮幸太郎は今や怖くもなんともないだろう。

二塁、渡邉諒は最近のドラ1では唯一ものになった選手と言ってもよいのではないか。打撃の進境が著しい。

三塁はビヤヌエバに代わってロニー・ロドリゲスという内野手を獲得。28歳と若く、タイガースでは14本を打つなどそこそこ実績がある右打者だが、まだ合流していない。
その穴を埋めるのは本来なら横尾だったが、トレードしてしまった。野村佑希を思い切って抜擢するかもしれない。

遊撃は一応中島だが専守防衛タイプだ。物足りない。

外野手は大田、西川、近藤で決まりだが、この3人はこれ以上の上昇が見込めないレベルでもある。西川は今オフの海外FAを期待しているので、頑張るだろうが。

そしてDHで使えそうな選手がいないのだ。中田翔や近藤などの「お休みどころ」になってしまいそうだ。

王柏融は「そういやそういう選手いたなあ」的な存在になりつつある。

こういうチームだから杉谷拳士の存在感が目立って仕方がないのかもしれない。

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2018～20年山﨑福也、全登板成績

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