先発一番手がいなくなったが、何の手当もしなかった。



2020年と2021年の比較 2021年の数字は昨年実績を143試合に換算している。

Nippon Ham P


有原をエースと呼ぶにはやや躊躇があるが、唯一規定投球回数に達した投手だったのは間違いない。
彼がレンジャーズに抜けた。

2018年に10勝を挙げたニック・マルティネスは右前腕の故障で2019年は投げられず。昨年復帰したが2勝に終わり戦力外、ソフトバンクが獲得した。意外にこういう投手が働くのだ。

それ以外には内野手の横尾とのトレードで育成に落ちていた池田を獲得した程度。

バーヘイゲンがエース格、上沢は頑張れば120回数くらいは投げるだろう。一昨年のドラ1河野はパッとしないがローテに入り、左で少しいいところを見せた加藤、使えれば金子、大穴で上原健太というところだろうが、新鮮味が全くない。
吉田輝星あたりが突然変異的に伸びるとか、そういう期待感しかない。

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救援陣も苦しい。秋吉亮が崩れたために。マイスター・オブ・セットアップの宮西が、昨年は一時クローザーに回る始末である。
(ご指摘あり)先発の杉浦稔大が昨年10月29日から救援に転向し、4試合無失点。今年も救援で4試合投げて1セーブ、クローザーに据えるようだ。

左ひじの手術をしたブライアン・ロドリゲスは少しだけ投げたがいい仕事をした。セットアッパーで起用することになろう。。

ドラ1の伊藤大海は、技巧派だがローテ入りが決まったようだ。

新外国人のロビー・アーリンは先発、救援両方の経験あり。制球はよいが被本塁打が多い。来日が遅れているから、まだ戦力ではないが。

それにしてもいついってもメニューが変わらない定食屋で、少しずつおかずの質が落ちている、という感じだろうか。

去年も同じようなプレビューを書いている。いろんなチームで元気な若手が育っているが、日本ハムはどうなってしまったのだろう。


2018~20年山﨑福也、全登板成績

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