東京五輪失脚者の仲間入りをした佐々木宏という人は、私が広告の世界に入った35年前は、売り出し中のクリエイターだった。
樹木希林を使った「お正月を写そう」シリーズのCMは最初から担当していたわけではないが、佐々木宏の出世作となった。そしてサントリーのBOSSや、ソフトバンクの「お父さん」シリーズなど。佐々木宏は、ある人物を別のキャラクターに「憑依」「仮託」する手法が得意だった。安倍晋三をマリオにしたのも佐々木宏だということだが、そういう手法の一つとして渡辺直美を豚にしようとしたのだろう。安倍晋三を豚にすればよかったのに。
電通という会社が政府、権力と強く結びつくことで変質したのと同様、電通べったりの佐々木宏も体制側のクリエイターを続けていくうちに感覚がおかしくなり、耄碌したのだろう。白戸家のお父さんと、渡辺直美のオリンピッグは、似て非なるものであり、醜悪だ。仲間内のLINEのやりとり、しかも1年も前のものを文春砲にぶち抜かれたのは気の毒な気もするが、なんにせよこの人は過去の人になった。

渡辺直美は素晴らしい返しでポイントを挙げた。渡辺直美の「太っている」は、彼女の最大の個性であり、太っているからこそ実現できるクリエイティブがたくさんあるのだ。ただ、彼女は年々大きくなっているようで、健康面の気がかりも年々大きくなっているのではないか。

昨日、甲子園で大阪桐蔭-智辯学園戦を見ていたのだが、大阪桐蔭の西谷浩一はまた大きくなったように思った。大阪桐蔭の試合はたくさん見ているが、西谷さんの写真だけをピックアップしてみた。

2015年7月、舞洲、大阪桐蔭ー履正社戦

IMG_8761


同年8月の甲子園

IMG_6918


2018年選抜

IMG_6839


そして昨日の甲子園

IMG_8886


IMG_9471


アングルが違うからわかりにくいが、腰から下がさらに大きくなっているように感じられる。ノックのときの気迫の表情はすごいが、もう小走りに走ることもできない。負けて整列するときも一人列から遅れてのそのそ歩いていた。

この人の「大きさ」「太さ」は、渡辺直美とは異なり個性、キャラクターとみなすことはできないのではないか。基礎疾患があるのは間違いないと思う。今年52歳になるが、この体つきのまま60歳を迎えるのは難しいと思う。

大きなお世話かもしれないが、野球界のためにも、身体を絞る必要があるのではないか。


2018~20年山﨑福也、全登板成績

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!