NPBのペナントレースが始まった。週間の記録の記事を出すので、月曜の午前中はブログを書くのが厳しくなる。

デイリースポーツ

宮本亞門氏「炎上覚悟であえて言います」 東京五輪「日本がNOを!」…TVで発言

日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」に生出演して、日本から(東京五輪)中止の意思を表明するべきだと言った。
日本テレビも他の放送局と同様、東京五輪のコンソーシアムを組んでいる。利害関係者だ。生放送でなければ、恐らく編集されていたのではないか。

その理由としてオリンピックは日本だけのものでなく、世界のものであり、先進国だけでなく、後進国のものでもあるから、としている。ワクチン接種が進んで、たとえ先進国で感染が終息に向かっても、後進国では感染拡大が収まらないだろう、だから日本は勇気をもって中止を言うべきだ、と。

今、ワクチン接種によって感染が終息に向かっているのは100人当たり109.7回接種のイスラエルくらいだ。49.5回のイギリスや42.2回のアメリカも減少しているが、変異株によって再び上昇の兆しがある。
先進国でさえも感染終息までは程遠い。

そして肝心の日本は、100人当たり0.7回。先進国の中でもワクチンの接種率が最低で、50%を超えるまでに半年以上かかると言われている。その間に五輪は終わってしまう。

要するに新型コロナ禍の唯一の解決手段であるはずの「ワクチン接種」において、世界でも最低レベルの日本が、いまだに
「3か月後に東京オリンピックをやりますから、選手、関係者はみんな来てください」
といっているのだ。狂気の沙汰としか言いようがない。

今の日本は「本当のこと、言うべきこと」が言えなくなっている。政界、経済界だけでなく、メディアまでもが東京オリンピックの利権の享受者になっているからだ。

聖火ランナーが走ったことで五輪関係者は「これで東京五輪の開催は決まった」と言っているが、今の日本には76年前に負けるとわかった戦争に、同調圧と無関心、無責任で突入したときと同じような空気が漂っている。非常に危険な状況だ。

宮本亜門のコメントを、絶対的に支持したい。

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