現役のMLB打者の安打数ランキングを見てみよう。

現時点で引退を表明していない打者の安打数上位10傑。

MLB-Hits10


イチローやエイドリアン・ベルトレが引退したので、アルバート・プホルズが現役最多安打。41歳になるが契約は今季まで。MLB史上15位、あと82本でポール・森田―に並びベスト10入りするが、今季は大谷翔平がDHで登板以外はほぼ出場するので、代打か一塁での出場が中心になる。

あと132本で3000本に到達するのが、現役唯一の三冠王、ミゲル・カブレラ。2019年には139安打しているので可能性はある。成績は下落しているが、契約は2023年まで残っているので3000本は間違いないだろうが、不良資産という評価はまぬかれない。

現役3位のロビンソン・カノは、あと376安打だが、今季は2度目の薬物使用で全休が決まっている。年俸も支払われない。契約は2023年までだが、39歳で出場する来年からどれだけ安打が打てるか。2020年は.316を打っているから、可能性はあるだろうが。

Cano


この3人を除いては、3000本安打を達成しそうな選手は当面いない。

ヤディア・モリーナは捕手としてはMLB史上6位の1992試合でマスクを被っている。ゴールデングラブ8度、シルバースラッガー1度、オールスター9回。殿堂入りの可能性もある大選手だが、今季限りの引退を表明している。

Molina


ボットは不良資産化しているし、ジマーマンも落ち目だ。

ネルソン・クルーズは元気だが、40歳だ。

この中ではエルビス・アンドルスが可能性がありそうだが、オークランドに移籍して活躍できるだろうか。

トラウトやマチャドなどもっと若いスーパースターが彼らを追い抜いて安打数を伸ばすことになるだろう。


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