大阪府は「感染爆発」のモードに入ったようだ。

東京と大阪の連続する1週間のPCR検査による陽性率の推移

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大阪は3月26日まで陽性率は1%台だったが、まさにぎゅーんという勢いで上昇して3月31日に3%台、4月3日に4%台、翌日に危険水域である5%を突破して4月6日には6%台になっている。
大阪府は2月末で緊急事態宣言を解除したが、3月に入って陽性者が急増し、その勢いが加速した。
一つは変異株の置換が進んだことがあるだろうが、それに加え、大阪府内の若者の活動が活発になったことが大きいようだ。自粛モードから一気に解放されたというところか。

東京は3月22日に宣言解除されたが、2週間が経過して陽性率が5%に近づいている。それでも大阪のような激増にはなっていない。

陽性者数の数字でも同じ傾向が見える。

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1週間の陽性者数は、大阪が東京の3倍になっている。まさに感染爆発だ。

しかし東京都の数字には、重大な疑念がある。ここへきて、検査数が激減しているのだ。

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東京は1月中旬には週7万件、1日1万件の検査を行っていたが、今は週5000件程度。4月に入ってから急減している。
大阪は3月から検査数を増やし、3月26日には15187件、今も水木金の3日は最低でも1万件は検査をしている。
東京都は陽性率もじわじわ上がっているが、大阪と同じくらい検査をしていれば、陽性者数は倍増するのではないか。

東京オリンピックの聖火ランナーが走り出してから、東京都は検査数を絞り始めたのではないだろうか。「悪あがき」が始まったという印象だ。


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