2015年に発刊されて以来、6年ぶりに出されたガイドブックなのだが。
この本も室井昌也さんが編集しておられるが、実際の執筆は台湾在住の駒田英さん、そして台湾プロ野球(CPBL)広報部長の劉東洋さんが協力しておられる。

お二人とも台湾ではずいぶんお世話になっている。おそらく日本人向けにCPBLを紹介するにはベストのコンビではあろう。

CPBLは、度重なる八百長騒動を経て、今は健全に運営されている。これまで台湾の有望選手はNPBやMLBに流出していたが、今はCPBLに参加するようになっている。
このあたり、台湾社会が強権的な社会から民主社会に急激に変化したことと軌を一にしているのかもしれない。

そしてCPBLは、近年、実力も上昇している。昔は日本の独立リーグレベルだったが、今はNPBの二軍レベルにはなっていると思う。

また昨年はLamigoモンキーズを楽天が買収し、楽天モンキーズになっている。ユニフォームは例によってクリムゾンレッドだ。

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王柏融のインタビューなども掲載されている。

いろんな選手の話も面白く、球場の案内なども面白いのだが、残念なことに台湾では感染が拡大し、無観客試合を経てペナントレースは中断している。

この本をもって台湾にCPBLを観に行くことは叶わないのだ。実に残念だが、この本を買うことでCPBLを応援したい。

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引分投手にホールドを!!

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