今年のオリンピック野球競技の典型的な試合だったと言えるだろう。
福島あづま球場は、台風8号がかすっていった。雨が7回頃に降った。

試合展開

Olympic Game1


立ち上がり、山本由伸の緊張はかなりのもので、ストライクが入らなかったし、こともあろうにホセ・バティスタにぶつけたが2回あたりから完全に落ち着いて、すいすい投げていた。

日本で野球を覚えたCCメルセデスはやや制球が乱れたもののこちらも見事な投球。

大きなポイントは7回に山本をおろし、青柳を出したことだ。調子の上がった山本に翻弄されていたドミニカ共和国打線は、目先が変わった青柳の投球をとらえ始める。
世界最終予選から好調だった捕手のバレリオの2点タイムリー二塁打が出る。
ここで平良にスイッチ。

しかしその裏メルセデスから浅村、柳田が連打。村上の1ゴロの間に得点。
日本は8回、四球で出た山田が坂本の犠打で二進し、吉田の左前打で本塁を突くもアウトになる。

9回、栗林がマウンドへ。オールスター、そして壮行試合のときから球が高めに浮いていると感じられたが、それをとらえられ二塁打2本で追加点を与える。

しかしその裏、クローザーのアセンシオの単調な投球をとらえて集中打、最後は坂本勇人の右中間への二塁打で逆転サヨナラ勝ちした。

アメリカやドミニカ共和国などは、日本にぶつけてくる先発投手はNPB出身だからなかなか打てない。しかし救援はロートルだから点を取るのに苦労はしない。
今日のように、焦って取るべき点が取れないと、苦労するということだ。

しかしプレッシャーは相当のものなのだろうと思う。

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大島康徳、チーム別&球場別&選手別アベックHR数|本塁打大全

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