WBSC


読者各位は、Gorinの野球中継を絶対見たほうがいい。地上波でもBSでもどこの局もやってなかったけど、オリンピック野球競技グループB、韓国―イスラエルはものすごい試合になった。
誰が見たってWBSCランキング3位の韓国と24位のイスラエルでは箸にも棒にもかからんのではないか、と思うが、そうではないのだな。

試合経過

Olympic Game2


韓国の先発はサムスンの若手本格派元兌仁、イスラエルは歯が立たずに先頭から4人連続三振。

イスラエルの先発はジェイク・フィッシュマン。ブルージェイズ傘下の現役マイナーリーガーでAAAまで行ったことがある。26歳と若いが、左腕で癖のある球を投げる。でも安打がぽろぽろ出るので、そのうちに打てるだろうと思っていると、3回、イスラエルの一番打者、昔の大スターのイアン・キンズラーが右翼に2ランホームラン。

韓国は慌てるが4回に呉智煥の2ランが出る。そろそろ力を出すぞ、と思っていたら今度は6回にラバーンウェーが2ランで引き離される。

7回、イスラエルは3番手ワイスから李政厚とキャプテン金賢洙が連続ソロ、2死後に呉智煥が勝ち越し二塁打。
1点差だがこれで勝負あったかと思えた。

最終回、抑えの呉昇桓が上がる。まるで甲子園である。しかし呉昇桓は、1死からラバーンウェーにこの日2本目のソロを打たれて同点。

無死1、2塁でのタイブレーク。イスラエルはグラッサ―がバント失敗。イニングまたぎで出た呉昇桓は三者連続三振で退ける。

その裏、救援の34歳、ジェレミー・ブライヒは何とか2死までこぎつけたが、許敬民にぶつけて満塁、さらに名捕手梁義智に初球をぶつけて万事休す。
ブライヒはちなみにパイレーツの球団職員。休暇を取って現役に復帰している。

しかし4時間を超える熱戦。WBCもそうだが国際大会は何が起こっても不思議ではないのだ。

今日は、グループA、ドミニカ共和国ーメキシコが12時からある。ノーガードのどつきあいになるだろうが、これも注目だ。


大島康徳、チーム別&球場別&選手別アベックHR数|本塁打大全

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