そのこと自体は悪いことではないが、大谷翔平だってスランプの時が来るだろう。そのときにどんな成績になるかがほの見えている。
今日の時点でのア・リーグの三振数ランキング

Ohtani-SO


大谷はリーグ3位、上にいるギャロ、チャップマンは三振かホームランのフリースインガーだ。打率も低い。2人は200三振がほぼ確実。

大谷は3位、上の2人よりはましだが、彼も200三振の可能性がある。三振してもホームランが打てればいいのはその通りだが、このフリースインガーぶりは、かなりひどい。7月、8月は月間30三振を超えた。
打率も一時期は.280あったものが、.264まで落ちた。淡々とした印象だが、大谷も人間だ。周囲の期待に応えるためにホームランを欲しているのではないかと思う。

このランキングの選手で3割打者はいない。

ライバルと目されるゲレーロは94三振、このところ大谷を急追しているペレスは137。
ゲレーロは荒っぽそうに見えて、確実性があり、総合的に優秀な打者だ。父親譲りといってもよい。

大谷は二刀流ということもあって、打撃の欠点もあまり指摘されないが、やはりもう少し確実性が欲しいようにも思う。

今はいいが、スランプが長期化し、本塁打は出ないが三振の山だけを築き始めると、相手投手は思い切って攻めてくる。すると四球も減ってくる。

悪循環が続く可能性がある。大谷は足があるのだから、本塁打にならなくても長打になるようなボールのさばき方を手に入れるべき時が来るのではないかと思う。
進化の方向性としては、本塁打はともかく、打率を上げて三振を減らす方向性だろう。


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