大谷は15個目の敬遠四球を食らった。ア・リーグではかなり多い。
ア・ナ両リーグの敬遠四球ランキング

IBB-20210924


投手が打席に立つナ・リーグの方が敬遠は多くなる傾向にあるが、ア・リーグエンゼルスの大谷は、ナ・リーグのナショナルズのホアン・ソトに続く2位。

3位のフリーマン、4位のハーパーもナ・リーグだ。大谷が1本差で追いかける本塁打1位のゲレーロは7敬遠、ペレスはここに入らない4敬遠だ。

なぜ大谷の敬遠が多いのか。一番の理由は本塁打率(AB/HR)の高さだ。大谷の11.29は、ア・リーグでは一番高い。
ナ・リーグの1位はパドレスのタティスが11.10(444打数40本塁打)だが、パドレスにはカラティーに、マチャード、クローンワースと強打者がいるので、タティスだけがマークされることはない。

しかし大谷のエンゼルスにはウォルシュが27本塁打(IBB5)でいるが、それに次ぐ16本塁打のアップトンはIL入り、11本塁打のスタッシ、10本のメイフィールドだから、大谷へのマークは強くなる一方だ。

大谷に本塁打王を取らせたくないわけではないだろうが、マークがきつくなるのは仕方がない。

エンゼルスは10月3日の閉幕まで残り10試合、マリナーズと6試合が組まれている。この対戦で大谷がどれだけ勝負してもらえるかがポイントだ。


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