神宮で2試合観たが、出場選手の中で一番集中しているのは村上宗隆だと思った。
内野のボール回しでも村上は常に違う態勢でボールを捕球して素早く投げている。
常に体を動かして、エンジンを温めている感じだ。

IMG_3609


投手がボールを投げているときも、1球ごとに反応するし、打者のバットが動いたように見えたら、三塁塁審に「スイングだ」と体でアピールしている。厳密に言えばこれはダメなのだが、捕手も同じタイミングで主審にアピールしているから、村上が先走ってアピールしていることにはならない。

とにかくヤクルトが守っている間は、常に村上が体を動かし、何事かを発している印象だ。それだけ集中して試合に入り込んでいるのだ。
打者として打席に入るのは1試合で4回程度だが、それ以外の時間でも、村上は試合に参加し、すべてのプレーに関与しようとしている。

IMG_4864


攻守の切り替えでは、試合中でも情報交換をしっかりしている。
投手のもとにも行く。先輩でも、後輩でも、必要があると思えばためらわずに。遠慮している感じはない。

IMG_2437


IMG_4485


彼が21歳の若さでリーグ、NPBを代表する選手になったのは、この集中力ではないかと思う。おそらく、野球の一つ一つの局面が、村上には面白くて仕方がないのだろう。
このあたり、のんびりと打席に立って、ぼんやりとボールを捕っている印象の清宮幸太郎とは大違いだ。

試合に集中するあまり、先日は、サイン盗みではないかと指摘をして、阪神の矢野監督に罵倒されたが、それは全然かまわない。真剣勝負であれば、それは許されることだろう。

長嶋茂雄も試合に入り込むあまり、片足に靴下を2枚重ねてはいたり、ふしぎなポカをやったといわれるが、大選手というのはそれくらい集中しているのだろう。
打席での村上はもちろん、すごい集中力だ。

IMG_3829


IMG_2311


村上はこれからもすごくなっていくと思う。


省エネ投球でイニングを稼ぐ/2002~2021・9回100球未満投球者一覧

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!