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オリックスとソフトバンクが技術実証チケット販売 巨人は応援団許可
オリックスは今月21日、京セラドームで行われる西武との本拠地最終戦で、ワクチンを2回接種して2週間が経過した人や試合までの72時間以内にPCR検査を受けて陰性だった人を対象に、上限の1万人とは別に5000席のチケットを追加販売する実証実験を行う。ま、これは実質的に「現状の追認」だ。
緊急事態宣言前に販売したチケットは、宣言後も通用したから、結構なお客が入っていた。1万5千人になったところで問題はない。と、いうかお客がクラスターを起こしても、追跡アプリが機能していないから実質的にわからない。

それよりも、残念なのはこれだ

巨人は本拠地の東京ドームで行う今月12日の試合から新型コロナウイルスのワクチンを2回接種したことなどを条件に、ビジターチームを含めて特別許可応援団の活動を再開すると発表しました。
応援活動では飛まつを避けるためトランペットは使用せず、大声を出さないことや一般の観客にも大声を出させないことなど、ガイドラインで定められた応援ルールを厳守するよう求めるということです。


不謹慎な言い方だが、私はコロナ禍のこの2シーズン、野球観戦を存分に楽しんだ。お客は1つおきにしか座らないから、ゆったりと座って観戦できる。
応援禁止だから、たえず大騒ぎしているお客の喧騒に邪魔をされることもなかった。
もちろん、テーマ曲などは流れたが、それでも「純粋の野球の音」を存分に楽しむことができた。それに、客席の音でも「拍手」は、ファインプレーに対してのものなど、まことに気持ちがよかった。

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しかし球団にしてみれば、売り上げ回復に「応援」は欠かせないと判断したのだろう。巨人がやれば、他球団も始めるだろうし、応援の中身もだんだん派手になっていくだろう。

私がなぜ応援が嫌いなのか、もちろんうるさくて、試合に集中できないのが大きいが、それと同じくらい「頼まれもしないのに、人と同じ動作を狂ったようにし続ける」人々に、嫌悪感を抱いたことも大きい。
金を払って野球を見に来て、なぜ、誰かの指示に従って声を上げたり、幼稚園児並みのお遊戯をしなければならないのか。
これ、学生野球や社会人の客席でもどうようではあるが、こうした応援は学校なり、会社なりに対するロイヤルティの発露ではある。それでも気持ち悪いが、プロ野球はどんな風に観戦しようと、誰からも文句を言われる筋合いがないはずだ。
しかるに「応援好き」のファンは、嬉々としてだれが決めたか知らない応援の動作を一生懸命真似をして、試合の時間中、ずっと騒ぐのだ。
千葉ロッテの応援団のように「俺たちは特殊だから」と堅気の衆と区切りをつけているところもあるが、巨人、阪神、広島などは球場中がそうなる。みんなに応援を強いる。
こんなことをやるために、金を払って電車に乗って球場にやってくる人間の気が知れない。

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日本人は「好きにやってみな」と言われると何もできない。自分で判断することを恐れる。誰かに「こうやるんだ」「こうしろ」と言われれば、喜んでそれに従う人が多い。自分で考え、自分で判断して行動することで、他人から批判されたり、仲間外れに会うことを極度に恐れるのだ。

その習性があるからコロナ禍のマスク着用やワクチン接種は順調に進んだが、社会の不合理や差別、政治の腐敗に対しては「世間が動かない限り」動かない。つくぼったまま、きょろきょろとあたりを見渡しているだけである。

大げさな話かもしれないが、応援風景を見ると、私は「管理されたがる」「尻に敷かれたがる」小日本人の姿を見るようで、おそらくそうした要素が私にもあるので、不快な感情を抱くのだ。

野球好きにとって、コロナ明けはもちろん喜ばしいが、日本の小市民各位と再会することについては、残念な気持ちも有しているのだ。


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