こういう引退もMLBではあるわけだ。

日刊スポーツ
ジャイアンツのバスター・ポージー捕手(34)が4日(日本時間5日)に引退を発表すると、3日付のジ・アスレチックが伝えた。強打の名捕手としてその名をとどろかせ、ジャイアンツの象徴的存在であり、MLBの顔の1人だった。

キャリアSTATS

B Posey


フロリダ州立大から2008年ドラフト1巡目(全体5位)でジャイアンツへ。
マイナー通算打率は.333、順調に出世して2009年一軍デビュー、2010年に新人王
翌年5月に本塁突入のクロスプレーで左下腿の腓骨骨折と左足首靱帯断裂で戦線離脱。コリジョンルール導入のきっかけとなる。

翌2012年復活して首位打者、MVP、カムバック賞。2013年に9年総額1億6700万ドルの大型契約を結ぶ。ジョー・マウアーに代わってMLBを代表する「打てる捕手」になる。守備面でも盗塁阻止率は.332とまずまず。堅実な守備でも鳴らした。

2018年頃から度重なる故障に悩まされる。そして2020年は新型コロナ禍で野球よりも家族を優先して全休。
2021年は2度目のカムバック賞を獲得する活躍だった。まだ十分に働けるはずだが、計約満了とともに引退を表明。
こういう引退はNPBでは考えられない。阿部慎之助が34歳で突如やめたようなものだ。

しかしチームより個人を優先するMLBでは、こういう引退もあるわけだ。確かに34歳のポージーは契約を延長したとしてもそれに見合う成績を上げる可能性は低いだろう。




1970年三輪悟、全登板成績【新人ながら200回超え&オールスター選出】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!