メディアは大喜びで、記者会見から沖縄での秋季キャンプまで、新庄剛志新監督の動向を伝えている。
真っ赤なジャージで沖縄入りすると、車の屋根に乗ってそこから選手の技術指導をしたという。
練習を終わったタイミングで、スタッフと一緒にトンボ掛けをしたり、バントマシンの調整をしたという。

今のところ新庄の一つ一つの動きは、メディア受けを狙ったパフォーマンスにすぎない。多くの監督も就任当初はパフォーマンスをするが、ここまでしつこくはない。
むしろコーチ陣と共に打ち合わせをしたり、フロントと今後のスケジューリングをしたりする「実務」が始まるものだと思うが。新庄はそういうの、関与しているのだろうか?ペナントレースが始まってからも新庄はこの調子なのだろうか?

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ひょっとすると新庄監督はこんな感じでずっと行くんじゃないかと思う。今回の秋季キャンプの日程や練習メニューは新庄監督が就任する前に決まっていたと思うが、新庄はその内容に注文を付けるのではなく、選手の動きをチェックしてあれこれ言っているだけ。マネジメントにはタッチせず、アドバイスするだけのようなイメージだ。
番頭格でしっかりしたコーチがいないといけないが、日本ハムは新庄を表の顔にして、裏では実務肌の取り仕切りができる実力コーチを置くのではないか。つまり「お飾り監督」だ。

そうだとすれば、ペナントレースを深刻な波乱なくスタートできそうな気もするが、懸念材料も多い。一つは、選手が新庄のパフォーマンスに嫌気がさすこと。あの底抜けに派手な言動は、一部の選手には好感を持たれるだろうが、すべての選手がもろ手を挙げて歓迎することはないと思う。中には不快に思う選手もいるだろう。そうなれば新庄監督派と実質的な指導を行うコーチ派に分裂する可能性があろう。

もう一つは新庄剛志自身が「自分はお飾りだ」と気づいてしまうこと。重要な決定事項が自分を外して決められていることに気が付いて怒ったり、フロントや現場が決めたことを土壇場でひっくり返したりして軋轢を生む可能性はあるだろう。

清原和博はYoutubeで
「心配事がひとつだけあってね」「負けだしたら“辞~めた”っつってバリ島へ帰るんじゃないかと」
と言ったが、なかなか良く見ているのではないか。

「なぜこんなややこしくリスキーな人事をしたのか」私は日本ハムに対して未だにそういう思いを抱いている。


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