石毛宏典が、大谷翔平のMLBでのMVPを
「無理でしょ」と即答。「みなさん何を期待しているのかよくわからん。絶対獲ってほしいよね、日本人で初めてっていう...。無理だと思いますよ」
と言ったことが話題になっている。
石毛宏典は、選手以外の資質では大いに疑問符が付く野球人ではある。ダイエーやオリックスの監督となったが、結果も残せず、人望もなかった。
今に続く独立リーグを創設したのは、石毛の最大の功績ではあろうが、マネジメント能力は全くなく、1年持たずに破綻し、多くの企業人がしりぬぐいに奔走することとなった。
見た目は知的で、エリートっぽいが、ずっと「野球馬鹿」で生きてきたことが露呈して、今や誰も声を掛けなくなった。

で、そういう知名度だけはある野球人がYoutubeに走るのだ。MVPは大谷が初受賞ではなく、イチローも獲得しているが、そうした常識もなく、何の知識もないまま人種差別的な言辞を弄したわけだ。

IMG_1399


私はトップクラス以外のユーチューバーをほとんど信用していない。ユーチューバーは仕事と言うよりは「書いたり、物を創ったりするのがあまり得意ではない人が、クリエイターを気取って、簡単に目立って広告収入を得るために行う方便」だと思う。

チョコプラなど一流の芸人の中には、自らのクリエイティブを時間の制約なく発信するためにYoutubeをやっている人もいる。音楽家なども素晴らしい動画を配信している。そういうクオリティの高いコンテンツに混じって、素人が「芸」とも言えないようなお粗末なコンテンツを配信している。
「話芸」も「自己表現能力」もないのに。これ、恥ずかしくないのかと思うが、そんなのでも当たれば収入になるのだ。

野球人のYoutubeは「昔の知名度」にすがって、彼らにあこがれたファンからなにがしかのアクセスを貰おうと思ってやっている。そのこと自身は非難するには当たらないが、人様に見てもらおうとするのなら、下調べをするとか、言葉の整理をするとか、最低限の準備をすべきだろう。
顔さえ売れてなければ、そこらのおっさんだと思われても仕方がないような発言をして、金を貰おうと言うのは厚顔すぎるだろう。

石毛の「大谷は白人女性と結婚してほしい」「白人ナンバーワンというのが、まだ僕はあると思っています」は、女性蔑視、人種差別と言われても仕方がない。本当につまらない人間だと言うことを露呈している。

野球上がりの「素人ユーチューバー」の存在は、Youtubeという新たな可能性を開拓してきた「本物ユーチューバー」に対して失礼でもあろう。

野球を引退してから、真面目に仕事をすることができず、Youtubeお手軽に稼ごうと思う野球人は、ろくなことを言わないし、勉強もしないから長続きしない。やめておいた方がいいと思う。


1970年三輪悟、全登板成績【新人ながら200回超え&オールスター選出】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!