清原和博が新庄剛志の監督就任時の服装を批判したことについて「お前が言うな」的なブーメラン批判が巻き起こっている。球場の外に、馬鹿な人たちが集まって騒いでいるという印象だ。
端的に言えば、どういう服装で球場に現れようとも、今の時点では問題にすべきではない。まだ、シーズンは終わったばかりで、指揮官も正式にはチームに着任していない。
私服で秋季キャンプを見に行っただけであって、その服装がどのようなものであっても、大きな問題ではない。

清原和博が新庄剛志の服装に不快感を示すのも彼の自由である。それを自らのメディアで表明するのも問題はない。自分の意見を表明する権利は誰にでもある。
さらに言えば、清原がどんな経歴の人間であれ、どんな愚行を過去に犯した人物であっても、すでに贖罪は済んでいるのだからそのことで非難されることはない。過去に過ちを犯したことがない人でなければ批判ができないとすれば、言論は成り立たなくなる。
清原自身の身上への批判には、全く同意しないが、彼にはそれを言う権利はあるだろう。

「お前が言うな」的な批判は、自由な言論を封殺する不健全な言論だと思う。清原を叩いている連中は、いい感じで盛り上がっている“新庄ブーム”に水を差されたので腹を立てているのだろう。

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しかし「日本ハム新庄剛志監督」の物語は、まだ何も始まっていない。新庄は記者会見で派手なパフォーマンスを見せ、キャンプでちょっとアドバイスめいたことをしただけである。
「何かやってくれそうな期待感」を持たせただけで、まだ何も始まっていないのだ。そもそも彼は、どこに居を構えてチームの指揮を執ろうとしているのか。また、どんな方針でチームを運営しようとしているのか、具体的には何も表明していない。
チームスタッフはそろいつつあるし、それには新庄の意向も入っているとされるが、そのあたりもわからない。

新庄が本当に監督として北海道日本ハムファイターズを指揮するというのなら、しっかりした「所信表明」をし、選手の起用法やチームの戦い方について、方針を示すべきだ。これまでの多くの監督がそうしてきたように。

「新庄は型破りの監督なんだから、今までと同じような方針や説明なんかしない」というかもしれないが、日本ハムというチームが「型破り」になるわけではない。
今までと同じようにパシフィックリーグというリーグに所属して同じように143試合を戦うのだ。そして選手も「型破り」ではない。今までの戦力になにがしかのオンをするだけだ。

私は未だに新庄剛志が日本ハムの監督に就任したことが信じられない。15年間もプロ野球から離れ、ほとんど日本にいなくて、現場のことにも全くタッチしていなかった人物が、そして現役時代から「天然」と言われ、組織の中で動くことができなかった人物が、いきなりプロ野球のチームを率いて、まともに戦うことができるのか?何らかのからくりがあるのではないかとは思うが、多くの関係者が口をそろえて「新庄は本当はまじめで、よく考えている」ということも全く信じられない。

まだ何も始まっていないのに、世間は騒ぎすぎだ。あまりにも軽薄ではないか。


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