「なめくさっとんか」中学硬式チーム総監督が選手に暴行 足蹴りや数時間正座 姫路
少年野球の暴力沙汰は、残念ながら珍しいことではないが、この問題が深刻なのは、件の「まるはり姫路ベースボールクラブ」がポニー・リーグに所属していることだ。
私はポニー・リーグの取材を長く続けている。このリーグはボーイズ、リトルシニア、ヤングと並ぶ日本の4大中学硬式野球の団体だが、アメリカに本部があり、他の3団体とは全く違う考え方で運営されている。
PONYとは、Protect(守る)・Our(我々の)・Nation’s(国の)・Youth(青少年)の頭文字を取ったもの。「我々の国家の宝である青少年の成長を守ろう」をポニー理念としている。

2020年には、球数制限、国際標準バット(USAバット=BBCOR)の導入、試合中の言動マナーに関するイエローカードの導入、EASY SCOREによる1球速報の導入を決め、他のリーグとは一線を画する進歩的な団体になっていた。
父母に話を聞いても、暴力やパワハラを肯定するような声は聞こえず、他とは違う文化が醸成されているという印象だったのだが。

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ただ、チーム数が4団体で最少で、組織的には弱小ではあった。関西では特に少数派で、私は京都の取材をしたことがあるが、関西は8チームだけ。これでも以前よりは増えていた。
姫路の「まるはり姫路ベースボールクラブ」は、このなかでは古参ではあった。

ポニーリーグのサイトには「まるはり」の名前はあるが、「まるはり」のサイトにはポニーリーグに所属することはどこにも記されていない。

むしろ「まるはり」が主催する野球大会や、他のリーグのチームとの試合がほとんどで、ポニーとの対戦はほとんどない。
ポニーリーグでは球数制限などのルールが適用されるが「まるはり」が主催する大会では全く取り入れていない。「名ばかりポニーリーグ」と言われても仕方がない感じではある。

ポニーリーグの売りは「日本の少年野球の革新派」だったはずだ。日本のトミー・ジョン手術の第一人者で、少年野球の肩肘の酷使に強い警鐘を鳴らしてきた古島弘三医師は、ポニーのチームを新設し、参加している。そうした動きに水を差すような不祥事だ。

記事によれば
チームが加盟する日本ポニーベースボール協会(東京)の広報担当者は「体罰の追放はリーグでも重視しており、今後、事実関係を確認する」とした。

とのことだが、この問題、看過しないでほしい。

指摘があったので記載する。チームの責任は重大だが、以前からあった姫路のチームとは違うとのこと。

まるはり姫路ベースボールクラブの前身は『高砂シニア』で、2019年夏頃までリトルシニアに加盟していました。その後無所属となりチーム名も『高砂ベースボールクラブ』→『まるはり姫路ベースボールクラブ』と遷り変わり、2021年4月にポニーリーグに加盟しました。



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