11月27日にヤクルト日本一が決まって、その翌日にはアダム・ジョーンズ、スティーブン・モヤ、テイラー・ヒギンスらの放出が決まったと報じられたが、日を経るとともに違う報道が出てきている。

デイリー 帰国に際してのコメント
「できることなら来年、今年果たせなかった日本一をもう一度みんなと一緒につかみにいきたいです。2022年に向けてGO BUFFALOES!! Saiko!!」

スポニチ
「今年は日本一まであと一歩という本当に素晴らしいシーズンでした。できることなら来年、今年果たせなかった日本一をもう一度みんなと一緒につかみにいきたいです」とコメント。残留を熱望しているが、「オリックスのジョーンズ」は今季限りで見納めとなる可能性が高い。

一体何が本当なのか、よくわからない。

ただオリックスが、ジョーンズに対して3年目のオプションを行使する意向がないのは間違いないところだろう。2020年から2年総額800万ドルで、オプションを行使すれば来年も同程度の年俸が必要になる。2シーズンの成績からしてそれはあり得ない。
もしジョーンズと契約したいと考えるなら、オプションを破棄したうえで再度、現実的な年俸で契約しなおすと言うことになる。

第一報でジョーンズ退団の方が出たのは、おそらくオリックスのフロントがそういう言葉を漏らしたのだろう。
しかし、ジョーンズ側とまだ交渉していないのではないかと思う。

アダム・ジョーンズのエージェントは世界最大級の事務所であるCAA(Creative Artists Agency)だ。ジョージ・クルーニー、デービッド・ベッカム、MLBではデレク・ジーターなどのマネジメントもしている。MLBでスーパースターだったアダム・ジョーンズもCAAの顧客ではあった。

しかしMLBでは今、労使交渉が決裂して重大な局面になっている。CAAのMLB担当者もそちらにかかりきりになって、ジョーンズまで手が回らないのではないか。

来年の宮崎春季キャンプに、アダム・ジョーンズが姿を現す可能性は10%くらいだろう。
ジョーンズが本当にオリックスが大好きで、コーチ兼任で3000万円程度で折り合いをつけたとすれば、またやってくるだろう。

そうなればキャンプ地では人気沸騰するかもしれないが。

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