九里と大瀬良が残留したのは朗報ではあるが、活躍した投手がすぐにくたびれると言う問題は残る。
2020年投手陣

2020HC-P


エース格だったジョンソンが大不振。新人の森下が二けた勝利を挙げて新人王、九里もまずまずの成績だったが、大瀬良は春先好調だったが、故障で離脱。遠藤はローテをほぼ維持したが勝ち星上がらず。左腕床田も今一つだった。

救援はフランスア一人が奮闘するも、セットアッパー陣は軒並み低い防御率。先発の踏ん張りを救援が支えられない状況だった。

2021年投手陣

2021HC-P


九里は最多勝だったがローテを維持したものの投球内容は今一つ。援護は少なかったが今年も実質的に森下がエースだった。さらに大瀬良も復帰、あとの先発陣は頼りなかったが柱はできた状況。

救援では新人の栗林が圧倒的な登板。PRは先発投手をも上回る。同じく新人の森浦もまずまず。救援陣も前年より盛り返した。

順位は5位から4位になっただけだが投打ともに状況は好転した。
非情に気になるのは、広島は投手を酷使して潰すことが多いこと。先発の森下、救援の栗林が来季も同様の成績を上げることができるかどうか、心もとない。二人は東京五輪でも投げている。
その反動が出る可能性は考えておくべきだろう。

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2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

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