月並みな言い方だが、打つべき人が打っていると言う感がある。
2020年打線

2020YS-H


今は昔の感ありだが、去年のヤクルトは36歳の坂口が1番を打ち、3番に38歳の青木、捕手は西田だった。また外国人は「専守防衛」のエスコバーだった。
だから「最下位」は後付けの理屈だが、その中でひとり村上宗隆が光っていたという印象だった。

2021年打線

2021YS-H


劇的に打線が進化した。永くリードオフマン候補と言われた塩見が1番中堅でほぼフル出場。そして青木がつなぐ2番に回った。
3番に座った山田が久々にポイントゲッターとして復活したのは上位打線が機能したからだろう。
捕手に中村が復活。さらにオスナとサンタナという新外国人は抜群の働きとは言えなかったが、不動の4番村上の後ろに配することで相手投手にプレッシャーをかけ続けた。
5番オスナ、6番中村、7番サンタナというシーズン後半の布陣は、気を抜くことができず、実にいやらしかった。中村のしぶとさは日本シリーズでも発揮された。
遊撃手は新人の元山が台頭、若手のさらなる成長も期待できよう。
そんな中で川端の代打としての復活も渋い話題ではあった。

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2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

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