昭和元年生まれ。当年取って96歳、なかなか存命は難しい。
1926年生まれの投手

1926P


小林経旺は長野出身の左腕。46勝110敗、負け越し64はNPBで最多。

黒尾重明は1946年セネタースでデビュー、小柄ながら小気味よい投球で人気があった。100勝に1勝足らない99勝で引退。作家山口瞳の幼馴染で、長じてからも飲み友達だったが、48歳で死去。山口の死を悼む文章が残されている。

カスパラビッチは1953年近鉄に入団した右腕投手。好投するも味方の援護なく1年目は6勝10敗、2年目に退団。

武智文雄は近鉄のサブマリンエース。旧姓田中。田中3兄弟の長男。1954年に26勝で最多勝。

荒巻淳は毎日のエース。火の玉投手と言われ1950年、新人で26勝。1985年に殿堂入り。この成績での殿堂入りにはやや疑念がある。

そして関根潤三。日大のエースとして鳴り物入りで近鉄入り。1957年に野手に転向した。監督との合わせ技で殿堂入り。


1926年生まれ野手

1926H


杉山悟は中日のスラッガー。本塁打王1回、愛称デカ。

大沢紀三男は大沢3兄弟の真ん中、大沢親分の兄だ。東京農大元監督。

坂本文次郎は、大映、大毎で活躍した内野手。10打席連続安打の記録を持つ。私が知る頃は近鉄で打撃コーチだった。

滝田政治は旧制秋田中出、左打者、外野、一塁で活躍。急映、大映、阪急、阪神でプレー。

そして根本陸夫もこの世代。捕手として近鉄に入団するがパッとせず。しかし引退後は監督、さらには球団社長として球界再編を推進。西武ライオンズ、ダイエーホークスの礎を作る。2001年に殿堂入り。

関根潤三は野手でも載せた。根本と関根は大学時代からの盟友だった。


2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

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