世界野球ソフトボール連盟の最新のランキングが、発表された。
野球男子、直近5回のランキングの推移を見ていく

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最新は大みそか時点。最新の10傑の国と、オリンピックに出たイスラエルに色を付けた。

2019年大みそかのランキングで日本は1位、直前のプレミア12では優勝。

翌年3月のランキングはコロナで各国は、ほとんど活動ができず。わずかにオリンピック予選の数字が加算されただけ。

東京オリンピックは1年延期になり、野球の国際大会もほとんどなくなったが、2021年6月のランキングでも、ポイント適用の期間が繰り下がるのでポイントが変動する。アメリカのランキングが下がったのは2017年のWBCのポイントが消滅したからだ。

ちなみにWBSCのポイントでは、WBCの優勝は1000ポイント、プレミア12は1200ポイント。WBSC主催のプレミア12の方が高くなっている。

WBSCの資料では、オリンピック野球競技は、ポイントの対象になっていない。WBSCの運営で行われたが、久しぶりに行われたためか想定外だったようだ。
ただそうもいかないと言うことで、優勝した日本には375ポイントが付与されている。これはU15ワールドカップの優勝ポイントより低い。
メディアの中には「東京五輪の優勝でトップをキープした」と書いているものもあるが、そうではない。

最新のランキングでは五輪の結果が反映されているが、ポイントが非常に少ないので、あまり大きな影響はない。2位だったアメリカがさらに順位が下がり、五輪に出場していない台湾が2位に上がっている。予選で敗退したキューバもランキングを上げている。

実勢をあまり反映していないランキングだと言えよう。

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