東スポ 本田圭佑
「怒りの矛先を僕に向けても構わないけど、それでこの戦争が終わるわけではない。僕の戦争前の意見も特に変わっていない」
本田圭佑はスポーツ界のオピニオンリーダーを自認している。ダルビッシュ有や長谷部誠などと同格のつもりかもしれない。ただし言っていることはかなりとんちんかんではある。ダルや長谷部とは似て非なる、と言う印象ではある。

オピニオンリーダーとしては、前言を簡単に撤回することはできない。だから「意見も特に変わっていない」と言うことなのだろう。
ただ彼は「プーチンがもの凄く人気がない」ことに今更ながら気が付いたのだろう。ロシア時代は苦労もあっただろうが、優勝したこともあり良い思い出が多かったのではないか。

しかし「プーチンを支持したら叩かれる」ことに遅ればせながら気が付いて、今度は

「でも戦争が始まってしまった以上、さらに人が死ぬ。そんなロシアの侵攻をとめるには、ロシアの有名人たちが立ち上がって100万人規模のデモを起こすことやと思う。恐いことやけど」

と言った。どのようにしてそんなデモを起こすのだろうか?BBCなど外国のメディアは視聴できなくなり、テレビはロシアの一方的な主張を流している。ロシアの中高年層の多くは自軍のことを「盟邦ウクライナのファシストを排除する平和維持軍」だと思っている。
それに本田の言うようにウクライナが早々に白旗を挙げてしまえば、ロシアの政情不安も静まってしまい、デモなどおこそうという機運はなくなってしまう。

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「もう武器の支援ばかりしてる欧米(NATO)がこの戦争を止めれるとは思えない。ロシア国民が立ち上がってプーチン大統領の考えが変わるか、ウクライナ大統領が譲歩して一時停戦をめざすか」

欧米が武器の支援をしなければ、ウクライナは早々に降伏してしまう。ロシアは早期降伏を望んでいるのだ。
ロシアの思惑通りにならないために、欧米など西側諸国は武器だけでなく物資を支援をしようとしている。日本も防弾チョッキなどをウクライナに送ろうとしている。

せんじ詰めれば本田圭佑はロシアに住んでいながら「プーチンはどんな政治家だったのか、ロシアはどんな国だったのか」を知らなかったと言うことなのだろう。恥の上塗りをする日々ではある。


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