広島を退団したまま宙ぶらりんだった鈴木誠也が。MLBの労使交渉妥結によってようやく始動である。
私は、鈴木誠也がそのまま通用するかどうかは大いに怪しいと思っているが、今のNPBの右打者では岡本和真と双璧の逸材があたら才能を腐らせるのは忍びないと思っていた。

ようやく春季キャンプがスタートするが、その前にポスティングの入札を経なければならない。いろいろなチームの声が上がっているが、一刻も早く指名球団が決まって、入団を決めなければならない。
ポスティングシステムも更改の時期だったが、どういう形で決まったのかは寡聞にして知らない。これまで通りなのだろうか?

キャリアSTATS

Seiya-Suzuki


もともと中距離打者のようなSTATSだったが、ぐんぐん長打が増えた上にアベレージもキープした。もっとも望ましい形での成長を遂げたとは思うが、MLBに行けば間違いなく成績は下がる。

打率も低下し、本塁打は激減する。打率.280、本塁打20本程度だろうか。鈴木の外野守備は超一流だから「守備の良い外野手」として1番または6、7番を打つような存在になるかと思われる。

「同い年の大谷翔平があんなに打つんだから、鈴木誠也もすごいんじゃないか」みたいな期待感もあるのかもしれない。

大事なことは「焦らないこと」だろう。コロナ禍でMLB入りした筒香嘉智や秋山翔吾は、MLBの野球に慣れる間もなく本番の舞台に立たされ、調子を上げる暇もなく、評価が下ってしまった感があるが、鈴木誠也はいい意味でマイペースをキープすることが必要だろう。

やるからには頑張っていただきたい。いいニュースが聞こえてくることを期待したい。

IMG_2393



NOWAR


2021年山﨑福也、全登板成績

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!