豊浦彰太郎さんの「Slugger」の選手名鑑号も買っているが、村上雅則さんと友成那智さんの「メジャーリーグ・完全データ・選手名鑑」は愛着が深い。
何せ、2004年の第1版からずっと買っている。ベーマガの「ベースボール・レコード・ブック」は1982年のを最初に買って毎年買っているが、何冊かは買い忘れて買い足している。これが41冊目だが、「メジャーリーグ・完全データ・選手名鑑」は、それに比べれば短いにしても19年目。本棚はこんな感じである。

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この名鑑が凄いのは第1号の2004年版から、数百人に及ぶMLBの主要選手一人一人の解説をしていることだ。しかも同じ選手でも毎年、内容を更新している。プライベートに触れたり、学生時代のことなどテーマを設けている。データも載っているが、データはWebに詳細に載っている。
それよりも友成さんの解説が貴重だ。

NPBの新外国人選手の情報は、まずこの本を調べてみる。控え選手のレベルまで掲載されているから、日本に来るクラスの選手でもだいたい載っている。

また一人の選手の評価についてもこの本のバックナンバーを見ることで把握できる。特にプライベートのことなどは、重宝する。中日のダヤン・ビシエドについては2013年版では「英語が苦手」2014年版には「フリースインガー」と書いてある。そういうところから日本へきて成長したことが分かるのだ。日本人である友成さんの目線で書かれているので、日本人の私にはわかりやすい。

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毎年、発刊ぎりぎりまで編集していると思うが、選手の異動が激しいMLBだけに、選手をコンプリートするのは不可能だ。特に今年は労使交渉がもつれたために、ストーブリーグも非常に遅れた。内容的にはちょっと残念なことになっていると思うが、この本そのものに歴史的価値があると思う。


NOWAR


今だったら、初登板・初セーブ

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