京セラドームで試合を見ながら、札幌ドームの試合をずっと追いかけていた。今永昇太のノーヒットピッチが続いていたからだ。
「また大記録か」と言う感じだ。野球を見始めて日が浅い人は「ノーヒットノーランってしょっちゅう出るんだね」と思うかもしれないが「滅多に出ない大記録」なのだ。

今年は完全試合1を含む3回目の達成。こういうの、ニュースバリュー的にはかなり困る。本来なら見出しを立てていい感じの記事にできるのだが、ここまで続くと「またか」と言う感じになってしまう。

それだけではなく、先発で5回以上を投げて1安打以内で降板した例がこんなにある。

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ノーヒットノーラン(完全試合含む)が3回、5回以上のノーヒットピッチが6試合、9回まで完全で10回1被安打が1試合、5回以上の1ヒットピッチが8回。

MLBでは1ヒットピッチでの完投も「記録」として残るが、それでもめったにない。

特徴的なのは15例のうち11例がパ・リーグの投手が達成していること。そして達成されたチームも12がパ・リーグ。

これは何を意味するのか?端的に言えば、パ・リーグの打撃陣が「弱体化している」ということではあろう。
今季のパ・リーグはコロナ感染者が相次いで満足に打線を組めなかったチームが続出した。また日本ハムは打線を固定しなかった。
特に中軸打者で調子が出ていない選手が多い。
今日の時点でパ・リーグは3割打者が2人しかいない。セも4人だから多いとは言えないが、特にパで「打低」の傾向が強いのだろう。

交流戦でパが苦戦しているのもこれによるのではないか。

週刊ポストがNPBに「ボールを変えたか?」と聞いたら「変えていない」との返答だった。さもありなん、ではあるが、このまま推移するとすれば、投手の大記録、好記録はこれからも出続けるのだろう。

Roki-S


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