NPB出身日本人打者は、今月は大谷翔平だけだった。筒香嘉智と鈴木誠也がIL入りしたためだ。
筒香は故障復帰を待つことなくDFAになる可能性が高いだろう。鈴木誠也は昨日AAAで復帰し、ホームランを打っている。
さて大谷翔平
開幕から4月末まではOPSが7割台とパッとしなかった。本塁打も4本であり、チームの快進撃に貢献していたとはいいがたい。
しかし5月になると本塁打が出るようになり、少し調子は上向きになる。ただ、調子の浮き沈みが激しい印象ではあった。
そして6月、本塁打もさることながらコンスタントに安打が出て試合に絡むことができるようになったのが大きい。皮肉なことにエンゼルスは14連敗を喫するなど、奈落の底に落ちるのだが。日本では「なおエ」と言う言葉がはやるようになる。
好調に転じた要因としては「打順」が挙げられるだろう。表の下段に打順別の打撃成績を上げた。
1番から4番まで打率はそれほどちがいはないが、OPSは、1番が.743、2番が.852、4番が.778なのに対し3番では.954と素晴らしい成績になる。
トラウトとの兼ね合いで当初は1,2番を打つことが多かったが、今は2番トラウト、3番大谷の打順が座りがよく、大谷自身も機嫌よく打席に立つことができているようだ。
昨年、大谷はマッドン監督によって「再発見」されたと言ってよいが、その恩師に去られて、今後どんな変化を見せるのか、気になるところだ。
興津立雄、全本塁打一覧|本塁打大全
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1番から4番まで打率はそれほどちがいはないが、OPSは、1番が.743、2番が.852、4番が.778なのに対し3番では.954と素晴らしい成績になる。
トラウトとの兼ね合いで当初は1,2番を打つことが多かったが、今は2番トラウト、3番大谷の打順が座りがよく、大谷自身も機嫌よく打席に立つことができているようだ。
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失敗が続き、6月は2連続失敗のあとはダブルスチールの一度のみと
遂に走らなくなりました。
「怪我にも繋がるし、無駄にアウトになるくらいなら走らない方がマシ」ではあるのですが
スピード感は彼の魅力の一つなので、この点に関しても復活・改善を待っています。
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