日刊スポーツに学生野球協会の高校指導者への処分がずらっと掲載された。
青森・五所川原商監督「お前らは要らない」暴言で謹慎6カ月 審査室会議で高校9件の処分決定

【1.仙台工(軟式)(宮城)】
副部長(50代)が脅迫で謹慎3カ月。


19年7月と20年3月の2度にわたり、元同僚の自宅に「ぶっ殺してやりたい」という内容のはがきを郵送した。今年3月に脅迫の疑いで逮捕され、略式起訴で罰金に処せられた。

【2.八代工(熊本)】
監督(20代)が暴言(部内)で謹慎1カ月。


今年6月の練習中、1年生部員が落球した様子が動物に似ているとして、その動物の名前を発した。別の1年生部員に対しても、うまくプレーできなかったことについて「気持ち悪い。死ねばいいのに」と発言。

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【3.帝京長岡(新潟)】
コーチ(20代)が暴力の報告遅れで謹慎3カ月


退部したいと申し出た部員に暴力。コーチは野球部長や学校管理職に報告していなかった。

【4.五所川原商(青森)】
監督(40代)が暴言(部内)で謹慎6カ月。


女子マネジャーに対し、身体や容姿に関する発言。野球部員に対して「お前らは要らない。グラウンドから出て行け。帰れよ」と暴言。

【5.呉港(広島)】
コーチ(30代)が体罰(部内)で謹慎1カ月。


寮のエアコンの設定温度をめぐって生徒の胸を右手で1回小突き、ほおを左手で1回殴った。すぐに野球部長に報告した。

【6.高岡(富山)】
監督(50代)が体罰(部内)および報告義務違反で謹慎2カ月。


試合を外されたことに不満を示した選手をベンチ裏で鎖骨付近を両手で押し、2回、揺さぶった。

【7.鳥取城北】
顧問(40代)が体罰(部内)で謹慎1カ月。


今年6月、野球部寮の踊り場付近でふざけていた1年生部員7人全員のほおを押すように1発ずつたたいた。寮は換気で窓を開けていたため、強い口調が近隣住民に届き、それを聞いた近隣住民が寮内の部員同士のけんかと推測し警察に通報した。

【8.市和歌山】
部長(30代)が報告遅れで謹慎3カ月。


今年1月中旬に起きた当時2年生部員と1年生部員のトラブルについて当該校管理職および和歌山県高野連への報告を怠った。

【9.今治明徳(愛媛)】
部長(30代)が報告遅れで謹慎3カ月。


今年6月、匿名で愛媛県高野連に対し、野球部員が喫煙をしているという内容の文書と写真が届いた。このため、県高野連が当該校に事実確認した。

暴力、パワハラ案件が6件、職員の不祥事が1件、部員のトラブル、喫煙が2件。報告遅れで3件、叱られている。
いつまでこんなバカやってるんだと言う印象だ。野球部寮は、高校野球の魔窟だということがわかる。
それと、記事を読めば「密告」「垂れ込み」がいかに多いかもわかる。ライバル校、不当な扱いを受けた選手の父母、地域の人。「天網恢恢疎にして漏らさず」と言う言葉が浮かんでくるが、与するに外部から見れば、時代遅れで野蛮なことをしているからこうなるわけだ。

ふつうの高校の先生と生徒の関係にすればいいことである。


NOWAR


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