2006年の宮崎キャンプを見に行った時、当時私がいた会社の社長が「あれが1巡目の松田や」と言ったのを覚えている。正式には希望枠だった。ただ、今探しても写真がない。
典型的なファイタータイプ、チームリーダータイプの選手だった。

キャリアSTATS

CATREER


中京、亜細亜大から入団。即戦力として一軍で起用され、3年目の2008年、小久保裕紀を一塁に追いやって、正三塁手に。

翌年は右手甲を骨折して試合出場が減るが、2010年以降はほぼ不動の正三塁手として活躍、

打撃、足ともに抜群とは言えないが、アグレッシブな守備と勝負強い打撃、そしてなによりチームを引っ張るチームリーダーとして強いホークスのなくてはならない「顔」だった。
こういう選手がいるチームは強いのだ。

「熱男」などのシーズン標語も明らかに松田を意識したものだった。この選手が「ホークス」を代表していた時期があったのだ。

春季キャンプではまず松田の姿を追いかけたものだ。

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さしずめ巨人なら長嶋茂雄、阪神なら掛布雅之に相当する選手ではあった。ただ打撃タイトルはなし。ここ2年ほどは打撃が衰えてスタメン出場が減ってはいた。

チームとしては指導者として迎えたかったのだろうが、本人はあと146本に迫った2000安打にこだわりがあるのだろう。

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来年40歳。福留孝介の例を見ても簡単ではないとは思うが、新天地で心機一転すれば1年くらいは頑張れるかもしれない。


NOWAR


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