MLB選手のシーズン併殺打を調べたところ、面白いことが分かった。
MLBシーズン併殺打10傑

MLB-GDP


通算併殺打1位はアルバート・プホルズだが、シーズンでは通算では8位、315併殺のジム・ライスが1984年、36併殺で1位。
ライスは2位、8位にも顔を出す。ミスターGDと言うべき選手だ。本塁打王3回、打点王2回、MVPも1回獲得し、殿堂入りしている。

3位にはビリー・バトラー、ベン・グレーブ、ジャッキー・ジャンセン、カル・リプケンJr.、ミゲル・テハダの32。
ベン・グレーブは10傑では唯一の左打者だ。1998年の新人王。
1954年のジャッキー・ジェンセンは、1949年のボビー・ドーアの31併殺を抜く当時のMLB記録の32併殺を記録したが、併殺打王と盗塁王を同時に獲得する珍記録。

併殺打が多いのは鈍足というのが相場だが「打球が速い」というのも要素の一つだ。

1985年のカル・リプケンJr.は32併殺打ながら、上に35併殺のジム・ライスがいたために併殺打王になれず。別に悔しくはなかっただろうが。

10傑、13人の内、11人がア・リーグ。これは指名打者と関連性がある。上位にはDHでの出場が多い選手が並んでいる。
鈍足で守備が苦手でも、打撃さえよければDHで起用できる。ア・リーグ選手が上位に並ぶのはそのためだろう。

ナ・リーグ1位のマット・ホリデー、ケイシー・マギーもインターリーグではDHになっている。そういやマギーは楽天、巨人にいた。2014年は楽天を退団してMLBに復帰した年だ。

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NOWAR


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