久しぶりに「新庄推し」の方々からコメントを貰っている。改めて私は新庄剛志監督は「とんでもない」と思っている。そのことについて説明しておく。
まず、なぜ新庄剛志だったのか、ということ。
新庄剛志がプロ野球を引退したのは2006年、以後、会社を設立したり、芸能活動をしたのちにバリ島に移住した。移住の際に、現役時代から金銭管理を担当していた母親の知り合いの実業家に約20億円を使い込まれていたことが発覚した。バリ島ではモトクロス場などを運営したのち2019年にNPBトライアウト挑戦を表明、2020年のトライアウトに出場した。この頃には日本に拠点を移した。
そして2021年10月に北海道日本ハムファイターズ監督に就任した。
この時点で、新庄剛志は

・プロ野球界から離れて15年が経過していた
・そのうち本人談では14年間日本にいなかった
・キャリアで一度も指導者になったことがない
・プロ野球の評論家活動もしていない


つまり日本ハムは、2007年以降のプロ野球について全く知らず、指導者経験もない新庄剛志に移転1年前の重要なチームの采配をゆだねたのだ。
おそらくは新庄の抜群の人気、知名度に期待したのであり、指揮官としての手腕には期待していなかった。裏付けがないので期待のしようがない。

その結果として今シーズンは

・確かにチームの空気は一変した
 前年までの沈滞ムードが確かに変わった。今年2月、那覇での巨人との練習試合では、ファーストストライクから打っていく打線、どんどんストライクを投げ込む投手陣に変化を感じた。
IMG_1359


・新しい選手が台頭した。
 沈滞していた松本剛、清宮幸太郎が復活。上川畑大悟、今川優馬など新しい選手が出場機会を与えられ、数字を残した。
IMG_1398


・時折凄い采配を見せた
外野守備ですごいシフトをしたり、打線の組み換えで結果を出したりすることもあった。

・しかしチームは前年よりさらに低迷した。
55勝68敗20分.447の5位から59勝81敗3分.421の最下位へ。

・その上に、観客動員も低迷。
観客動員17,937 人は11位、コロナ前の2019年との対比では65.5%、これは12球団で最低。指導者として実力は未知数でも「お客は来るだろう」という球団の目論見は完全に外れた。

IMG_4063


・実績ある選手を活用できなかった
宮西尚生は左ひじを痛めて戦線離脱、近藤健介は規定打席に到達せず。中島卓也も低迷、杉谷拳士は引退を表明。

毎日打線を変えるなど、意図不明の采配によって「落ち着いて野球ができない」状況に陥ったベテランは軒並み成績を下落させた。すべてが新庄の責任ではないが、実績ある選手を活かすことはできなかった。

結果的に今年の日本ハムで目だったのは「新庄剛志」と「きつねダンス」だけに終わった。

IMG_9706


エスコンフィールドに移籍する2023年、球団は不安いっぱいのはずである。
球団に金がないから補強はできないが、せめて前景気だけでも煽ろうと思った「新庄起用」が完全に裏目に出たからだ。

IMG_7134


それでも熱心に応援するファンがいるのはありがたいことだが、客観的に見て新庄剛志監督が来季、素晴らしいシーズンをファンにもたらすと言う期待は、ほとんどできないと思うが。


NOWAR


興津立雄、全本塁打一覧|本塁打大全

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!