新庄剛志監督は今季を「トライアウトシーズン」と位置付けて采配をした、それが選手成績にどう反映されているかを見る。まずは投手
2021年と22年の投手成績
規定投球回数に達した投手は3人、その顔触れも変わらない。いくらトライアウトシーズンでも実績ある先発投手のポジションは変わらなかった。しかし伊藤大海と加藤貴は、救援登板がある。いまさらながら「救援の適性」を見たということか。
栗山英樹監督の昨年は、先発で起用した投手は11人だったが、トライアウトシーズンの今季は19人が先発のマウンドに立った。
しかしポンセを除いて、先発に固定されることはなかった。
大きな変化があったのは救援投手だ。一般的には救援投手こそが「ポジションを固定する」必要がある。普通の中継ぎ、ロングリリーフ、ワンポイント、セットアッパー、クローザーと救援投手は役割が大きく異なるのだ。
特にセットアッパーとクローザーは、明確に役割を固定する方がよい。
2021年は堀瑞樹(39ホールド)、ロドリゲス(24ホールド)、宮西(15ホールド)がセットアッパー、クローザーは杉浦稔大(28セーブ)だった。強くはなかったが救援陣はしっかりしていたのだ。
しかし今季はホールドは玉井大翔の19が最多、続いて開幕投手だった北山亘基が16ホールド、堀が11ホールド、クローザーに至っては北山の9セーブが最多。要するに「勝利の方程式」を作っていなかったのだ。
敢えてそうしたというより、最近のNPBの戦い方を知らなかったのではないかと思うが、これでは勝てない。
ブルペンは新庄監督の顔色を見ながら準備していただろうが、コーチ陣の困惑する顔が目に浮かぶ。
興津立雄、全本塁打一覧|本塁打大全
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しかし今季はホールドは玉井大翔の19が最多、続いて開幕投手だった北山亘基が16ホールド、堀が11ホールド、クローザーに至っては北山の9セーブが最多。要するに「勝利の方程式」を作っていなかったのだ。
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