ドミニカ共和国出身、大谷翔平世代の28歳だ。
私は外国人打者は「右打ち」「出世前」「MLBでは中距離打者」がNPBでの成功の条件だと言う持論があるが、アキ―ノは前2つは該当している。

キャリアSTATS

Aquino


ドミニカ共和国出身、現地のレッズアカデミーに入り、そこから出世してきた選手だ。

2018年にMLB昇格、翌年実質デビューし、10試合で7本塁打と言う派手な活躍をしたが、そのあとは大型扇風機となる。
昨年は4月に右手首を骨折。スイングした際に折ったそうだが、とにかくスイングは速いのだろう。

今年がキャリアハイと言えばそうだが、打率は.197、とにかく荒っぽい。
しかし出世前であり、まだ変化する余地はあろう。

チームの先輩のダヤン・ビシエドもMLBでは素質を評価されながら、むらっけのある性格が問題視され出世しなかったが、中日では守備でも打撃でも貢献度の高い選手になった。
最近では最も日本野球に順応した選手だと言える。

キューバ出身のビシエドは、アキ―ノとスペイン語で会話ができるはずだ。日本野球に順応する知恵を与える可能性があろう。

守備ではAA時代に123試合で28捕殺と言う驚異的な数字を残している。今年も69試合で10捕殺だ。右翼に固定されていることから見ても、外野守備では大いに期待ができる。

森繁和さんは中日のドミニカルートを切り拓いた人だが「これは、と言う選手は日本に来てすぐにでかいステーキを食わせるんだ。すると喜んで野球をする。最初は良い肉は食わせない。結果を出せば和牛を食わせるんだ」と語っていた。

立浪監督も、ステーキを食わせるのだろうか。

いずれにせよ、うまく滑り出せば、期待できるのではないか。



NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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